はりは痛くありませんか?
(本院での質問:痛くもなかったのに肩が楽になったりするのはどうしてですか?)
穴(ツボ)に鍼を当てるだけだから痛くありません。穴に鍼が当たることで気が調整され、正気(いい気)が増え、邪気(体に悪い気)を排除し、元気になっていきます。普通の刺す鍼も0.14㎜直径の髪の毛ほど極細い鍼を使っています。日本製の使い捨ての鍼を使っていますので感染の心配もありません。
穴って何ですか?
五臓六腑の変動が体表に現れる反応点です。穴の反応で病気の状態を診断するとともに治療点にもなります。
気って何ですか?
体内に流れる生命エネルギーとも言えます。生命の基本と考えています。気が回ってこそ生きていると納得しています。
お灸は跡が残りませんか?
当院で行うお灸は気持ち良く、やさしいです。跡は残りません。
脈で何が分かりますか?
東洋医学では五臓六腑が正常に働いているかどうかを脈で判断します。健康か病気か、病気ならどこが悪いかを脈の状態で判断しています。
したがって、脈は病の診断と治療後の正否の判断、予後の判断に欠かすことができません。
治療時何度も脈をみるのは、鍼を施した結果が健康脈に近づいたかを確認しているのです。健康脈に近づくことで、自然治癒力が高まり、貴方自身の"治る力”で病気を治すのです。
鍼灸治療は癖になりませんか?
東洋医学は気に働きかけ、生体の気、水、血の流れを促進して健康を増進することができるのであらゆる病気に有効です。もちろん癖になることは決してありません。
洋服は着てるうちにしわが寄ります。アイロンをかけるとまたビシッときれいになります。体も日々の生活の中でストレスや天候の影響などで気、血の流れに歪みが出ます。鍼灸でその歪みを正し、明日に備えることをお勧めします。
鍼灸で回復を早めるポイントはありますか?
不調や痛みなどの症状があるときだけ施術を受けるのではなく、不調が和らいだ後もしばらく定期的に施術を受けて頂くことがとても大切です。
1回だけの施術では、良い状態をキープできるのも3日程度です。
それを過ぎると、体のなかでは、また元の状態に戻る力が働いて、回復の度合いがダウンしてしまいます。そうして2週間以上たつと、施術を受ける前の状態に戻ってしまいます。それではいつまでたっても体質は変わりません。
なのでポイントは「良い状態をキープできている間に、次の施術を受ける。」ということをしばらく繰り返すことで体が安定してきて治癒力も上がり、不調状態に戻りづらくなり、回復を早めることができます。
服装はどうしたら良いですか?
肘の上、膝の上まですぐ出せるような楽な服を持参されるとありがたいです。例えばジャージ、Tシャツ。