現在 女性を取り巻く環境は、妊娠しやすい体を作るには不利になっていると思います。仕事のストレス、家庭のストレス、運動不足による血行不良、冷房の普及、睡眠不足、偏った食生活など。
忙しい日々の中で自分の身体を労り、整える時間を持てている方は少ないのではないのでしょうか。
◆◇◆本院での治療内容◆◇◆
①中医的体質改善
経絡治療をすることで上記4種類の体質を根本から改善し妊娠のできる体作りをしていきます。
経絡治療とは・・・東洋医学的な考え方に基づいた鍼灸の手法のひとつで、望診・聞診・問診・切診という東洋医学の4つの診断法を用いて身体全体の状態をとらえ、経穴(ツボ)にはり・灸を施すことによって症状の改善や消退をはかる治療法です。手足やお腹の皮膚の状態を観察したり触診したり、脈をみたりすることで使用する経穴(ツボ)を決定しますで一人一人完全オーダーメイド治療法です。
②自律神経調整
不妊に悩む人の多くは自律神経の働きがうまくいかず、交感神経が優位になっていることが多いです。
交感神経が優位になっていると、筋肉や血管など体の緊張状態が持続してしまっているといえます。交感神経の緊張により血管が収縮するとことで、いわゆる「冷え」が引き起こされます。また、卵巣や子宮の血液供給も障害を受けますので、生理周期の乱れや着床障害・不育に繋がることが考えられます。
鍼灸治療によって自律神経のバランスを整えることで、毛細血管が拡張し、いろいろな部位の血流改善が期待されます。
血流量が増加すれば卵黄の発育、卵室の向上、内膜の向上にもつながります。
近赤外線(スーパーライザー)を照射する光線療法を行います。
首の部分にある神経のかたまり(星状神経節)に照射することで自律神経機能の改善します。
③局所(子宮・卵巣)の血流改善
臀部や下肢の経穴(ツボ)への鍼通電療法を行うことで骨盤内血流の改善が見込めます。腹部や臀部のポイントに近赤外線(スパーライザー)を照射することで、子宮・卵巣周囲の血流改善を図ります。
生活習慣、食事の指導もさせていただきます。