不妊治療

予約電話0566-27-5480

 

 

 現在 女性を取り巻く環境は、妊娠しやすい体を作るには不利になっていると思います。仕事のストレス、家庭のストレス、運動不足による血行不良、冷房の普及、睡眠不足、偏った食生活など。

忙しい日々の中で自分の身体を労り、整える時間を持てている方は少ないのではないのでしょうか。

 

まず東洋医学からみた不妊症の説明をします。

 

『中医産婦人科臨床』の分類によると,不妊は①腎虚②肝鬱③痰湿④血瘀の4つに分類されます。

 

【1】腎虚

 月経が始まるのは腎の気の働きとされます。そして、28歳が最も身体が充実している時期で、49歳になると腎気が衰えてきて、月経がなくなり子供を作ることができなくなるります。

 このように、人間の一生の基本になっているのは腎の気の力の盛衰であり、女性の月経に関しても子供を産むことについても、一番大本になっているのは腎の気です。このため、不妊の原因分類に腎虚が一番に挙げられます。

要するに、腎の機能的な、あるいは器質的な力が十分でない(虚)状態が不妊の要因とされます。

 

【2】肝鬱

 肝鬱は、イライラやストレスが溜まっている状態です。肝血の不足と機能の低下によって肝鬱の状態になるとされ、そのために、肝の機能が低下すると考えられています。肝は、「血を蔵す」というように、血と深い関係にある臓として考えられ、気血の流れがうまくいかず、衝脈や任脈の働きが悪くなることによって無排卵や卵巣機能不全などが発症します。

 

【3】痰湿

 痰湿は、肥満傾向や脾・腎の機能低下の人が過食することにより、湿の問題が起きた場合で、その結果、気血の流れの悪さや、衝脈と任脈の機能低下が出現して、結果的に卵巣機能不全などになります。

 

【4】血瘀

 血瘀は、日本ではお血と言います。血の流れが悪いことにより生じます。

日本漢方には「血の道症」という概念がありますが、それに近いものです。

 原因として慢性的な下腹部の血流の悪さが挙げられます。症状は冷え性、月経痛が強いなど、子宮内膜症が疑われ、無排卵や卵巣機能不全などとなります。

 

 

鍼灸は、上記のような体のアンバランスを 一人一人の体質に合った治療で整える ことができます。

体質改善することで普段の様々な症状が改善され元気な身体になり、よって妊娠しやすい体に近づくことができるのです。

 

◆◇◆本院での治療内容◆◇◆

 

①中医的体質改善

経絡治療をすることで上記4種類の体質を根本から改善し妊娠のできる体作りをしていきます。

 

 

経絡治療とは・・・東洋医学的な考え方に基づいた鍼灸の手法のひとつで、望診・聞診・問診・切診という東洋医学の4つの診断法を用いて身体全体の状態をとらえ、経穴(ツボ)にはり・灸を施すことによって症状の改善や消退をはかる治療法です。手足やお腹の皮膚の状態を観察したり触診したり、脈をみたりすることで使用する経穴(ツボ)を決定し、ごく軽い刺激を行います。「

痛くない鍼と熱くないお灸」を使います。

 

②自律神経調整

 

 

不妊に悩む人の多くは自律神経の働きがうまくいかず、交感神経が優位になっていることが多いです。

交感神経が優位になっていると、筋肉や血管など体の緊張状態が持続してしまっているといえます。交感神経の緊張により血管が収縮するとことで、いわゆる「冷え」が引き起こされます。また、卵巣や子宮の血液供給も障害を受けますので、生理周期の乱れや着床障害・不育に繋がることが考えられます。

鍼灸治療によって自律神経のバランスを整えることで、毛細血管が拡張し、いろいろな部位の血流改善が期待されます。

血流量が増加すれば卵黄の発育、卵室の向上、内膜の向上にもつながります。

 

 

近赤外線(スーパーライザー)を照射する光線療法を行います。

 

首の部分にある神経のかたまり(星状神経節)に照射することで自律神経機能の改善します。

 

 

③局所(子宮・卵巣)の血流改善

臀部や下肢の経穴(ツボ)への鍼通電療法を行うことで骨盤内血流の改善が見込めます。腹部や臀部のポイントに近赤外線(スパーライザー)を照射することで、子宮・卵巣周囲の血流改善を図ります。